オーディオをお好きな方で、演奏会やライブに行かれる方はどのくらいいらっしゃるでしょう?
ライブにも様々あります。
ライブハウスでバンド形式でやるものは、電気的な増幅を伴い、ギター、ベース、キーボード、マイク等にそれ用のアンプを使い、更にマイクで拾ってPAで音を出していることが多いです。
電気的な増幅を用いない演奏会には、オーケストラのような大編成から小編成のアンサンブル、小さな場所で行われるアコースティックギター一本に生声、演劇や落語のような生演奏、生声のものもあります。
私はこれら全部行っています。
会場の空気、ざわめき、ステージと客席との間に流れる呼吸、一体感、そういうのが好きだからです。
演奏も観客も良いと一体となったノリ、グループが生まれます。これは堪らない喜びです。
そしてレコードを聴く時、そういう臨場感を再生することに心血を注いでいます。
翻って。スタジオ録音、特に個々のパートがバラバラに録音してミックスするようなものはあまり好きではありません。全員が一緒に演奏することで生まれる大切なものが欠けてしまうからです。
バンドをやっていた経験から言うと、メンバー間の相性もあれば、その時の体調、気分などが合わないと良い演奏になりませんでした。
もう一つ、PAによるライブハウスの大音響は正直言って苦手です。耳が痛くなるので。あれを毎日当たり前に浴びていたら確実に難聴になります。誰かのライブに行ったら耳栓して音量を下げ丁度良い音量になるように対策をしていました。
余談ですが、ステージ上ではあんな爆音は鳴っていないのです。演奏する側にはミキサーから足元のモニターに適度な音量で出してもらっています。
クラシックなども吹奏楽やオーケストラのフォルテッシモは耳に相当な負荷がかかりますので終演後は疲れます。
それでも生演奏を体感するのは素敵なことです。
さて、本題です。
このポスター、年末恒例のベートーヴェンの第九交響曲の演奏会です。
聴きに行く予定です。同好の方、あとで感想をお願いします。
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